第三者を誰が選ぶのか
森友学園の問題はうやむやのままでした。
自殺した近畿財務局職員の妻が求めている再調査も、安倍総理大臣は拒否をしました。
(昭恵夫人と森友学園の関係を追求されたくない安倍晋三さんは、再調査を許すわけがないと思われます。また、自身の国会での答弁と食い違う可能性があり、行うわけにはいかないのでしょう。)
内閣や財務省主導による再調査が行われたとしても、隠したいことは触れずに終わらせる程度が関の山でしょう。
ですので、第三者の立場の者による再調査しか方法がない、ということになるのですが、この第三者を誰が選ぶのかが疑問です。
内閣や政府に働きかけて第三者委員会というものができたとしても、それが「忖度」といわれるものとは全く無関係に運営実施されるのか、疑問なのです。
公平中立な人というのを、確保できるのか、よく分かりません。
また、証拠やデータといった類の物のほとんどは、政府側の管理下にある状態でしょうから、政府側の提示・提出がなければ何もできないはず。
(第三者委員会には、強制力のある権限は与えられないでしょう。)
でも政府の協力という程度では、都合の悪い物は出てこないと考えますから、とても困難なことではないか、と思うのです。
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