誰が守らせるのか
先日、トヨタ自動車のカローラの新型が発表され、全幅1.7mの5ナンバーサイズを超えたことが報じられていました。
道路幅とクルマのサイズの関係については考慮すべきであり、自分の運転技術のことも考えなければなりませんよね。
(好きなクルマだからと勢いで買ってしまうと、後で困る可能性もありますよね。)
サイズの変わったカローラの今後の売れ行きに注目します。
さて、以前から思っていたことなのですが、3ナンバーサイズのクルマが増えても、道路の幅は大きくなっていないと感じますが誤解でしょうか?
建築基準法42条1項では、4mの幅に満たない道路は建築基準法上の道路ではない、という原則が定められています。
ただ、これでは建物を建てられなくて困る、という人が多いので、建築基準法42条2項の定めにより、4mの幅に満たない道路の場合には、道路の中心から2m下がって建物を建てなさい、ということになっています。
ということは、建築基準法42条2項をすべての人が守っていれば、狭い道路であっても端(横)の空きが大きくなって、4mの幅と同様の道路が増えていくはずなんです。
でも、増えたと実感できていますか?
クルマの通行だけでなく、消防、防災ということを考えても、守られる必要のあるルールのはずですが、守っていない人が本当に多いのです。
では、誰が守らせるのか、ということですが、行政が厳しく指導してるという話を私は聞いたことがありません。
(何のためのルールなんだろうか。何のためにルールを作ったのだろうか。)
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