CASIO(カシオ) Privia 電子ピアノ PX-S1000
CASIO(カシオ)が数か月前に新しい電子ピアノ(PX-S1000)を発売したこと知っていたのですが、実物を確認する機会がありませんでした。
(CASIO(カシオ)の製品だから、家電量販店に並ぶと考えていたのですが、発表後に何度か足を運んでも置いてなくて、見ることすらできませんでした。)
昨日、Privia PX-S1000BKをようやく見て、しかも触ることができました。そこで、Privia PX-S1000について、いろいろ書いてみます。
(ただし、低い棚に斜めにおかれている感じ(というよりも引っ掛けてある感じといったほうが適切かも)だったので、ちゃんとした高さと向きで置かれていたなら、以下の印象は変わるかもしれませんので、読んだ方はこの点をご了承ください。)
知っていたことですが、サイズが小さくなりました。高さと奥行きが小さくなったのですが、奥行きは一目でそれを実感できました。
奥行きが小さくなるということは、鍵盤の全長が短くなるということですが、そのデメリットはどうなんだろうと思っていました。
(鍵盤は目に見えている部分は規格があるので、どれも同じはずですが、弾いている人の前側の隠れている部分が短くなっていると推測していました。)
鍵盤が短くなると、鍵盤の根元(奥のほう)を押さえるときに、とても力が必要になるのです。
(てこの原理と同様です。)
黒鍵と白鍵を一緒に弾く(和音が一番わかりやすいでしょうか。)ような場合に、どうしても鍵盤の根元(奥のほう)を押さえる必要が生じますが、力の入れ具合をコントロールするのが結構大変になるのです。
昨日私が弾いて確認した限りでは、そのデメリットは小さく感じました。
(これは良いことでしょう。)
PX-S1000の旧(前)モデルはPX-160になるはずですが、 PX-160BKよりも鍵盤の根元(奥のほう)を押さえるときのデメリットは小さいと思いました。
(Privia PX-160も、旧(前)モデルのPX-150よりも改善しているという印象でしたから、良い傾向ですね。)
ただし、PX-160は3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤IIで、PX-S1000はスマートスケーリングハンマーアクション鍵盤であり、異なる鍵盤の形式・構造であるようです。
3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤IIは優れた同音連打の演奏性が売りでしたが、私は鍵盤を強く押さないと弾ける状態まで速く戻ってこないという印象だったので、弾きやすいとは思っていませんでした。
スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤は、CASIO(カシオ)のWebサイトでも構造の詳細は書かれていません。私の印象では、電子的な仕組みで同音連打の演奏性を確保しているのかなと感じましたが、より自然な力の入れ具合で弾くことができましたから、良いと思います。
コンパクトな電子ピアノは、部屋数や部屋の大きさなどの自宅の条件から、選ばれる方もいらっしゃると思いますが、長い期間使うことを考えると性能のことも考える必要があるでしょう。
PX-S1000は選択肢の一つになると思いますから、どこかで試しに弾いてくださいね。
(比較対象は、ヤマハ(YAMAHA)のP-125、KORG(コルグ) のB1になるでしょうか。)
(値段はネット通販が安いでしょう。)
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