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既得権益の解消を

現政権も、規制緩和をうたいました。

なぜ、ことのようなことを書いたかと申しますと、何人もの首相が、規制緩和と言っているからです。

日本の首相は頻繁に交代していますが、20年近く規制緩和を言い続けているように思います。
(規制緩和にマイナスのイメージが少ないため、選挙上でも使えます。)

歴代の首相が言うということは、規制緩和が行われていないということでしょうか?それとも、規制緩和を行っているよりも新たに定めれた規制が多いということでしょうか?
(言い続けられているということは、不充分と考えられているケースが多いということでしょうか?具体的であったり数値に基づいた分かりやすい報道も、少ないように思います。)

規制緩和は、経済活動の自由度が増すことによる経済的利益がねらいのはずですが、それは国民全体のためのものであり、特定の業界・企業に効果が限定されては困ります。

また、規制緩和により安心・安全上のリスクが大きくなる場合がありますから、事後のチェック機能や救済制度の充実が併せて設けられるべきものです。

私は、規制緩和というよりも、独占分野の既得権益を解消してほしい、という思いが強いです。

既得権益の解消も規制緩和の一種のはずですが、政治家には都合があるようで、進展していません。
(既得権益の関係者は、決まって政治献金をしています。)

独占分野が競争市場に変われば、びっくりするほど価格が下がるはずです。
(「大して時間も手間もかかっていないのに、高いなぁ。」と感じる分野が、本当に改革すべきところだと考えます。)

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