政治生命を懸けたという政策
先日、景気後退のニュースがありました。
2014年(平成26年)4月から消費税率を引き上げることが決まっていますが、本当に実施されるのだろうかという気がします。
(経済状況により税率引き上げの施行停止の可能性があることは、法律には盛り込まれていますが。)
一般的に景気の動向は、いろいろな指数や分析により示されていますが、近年に改善されたという実感を、国民は意識したことがないのではと思います。
仮に税率引き上げの前の時期に景気の上向き傾向があったとしても、消費の落ち込みを心配する声が大きくなるのではないでしょうか。
国の財政状況を考えれば増税は避けられない事実でしょうが、決められたことを実行できない日本の政治は、得意の先送り・見送りにしてしまうのでは、と思ってしまいます。
(年金額を見ても、本来は下げなければならないものを政治的判断で見送った政治家さんに、きちんとしたことができるのでしょうか。)
消費税率の引き上げは、野田首相が政治生命を懸けたという政策のはずですが、何とも頼りない感じがします。
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