民事トラブルが刑事事件の原因となる
近隣トラブルが原因とみられる殺人事件の報道がありました。
警察には民事不介入の原則があって、相談に応じるところで終わってしまうことが多いのです。
(民事トラブルが、刑事事件の原因となることは理解しているでしょうが。)
しかし、一対一の対応では、相手が非を認めないどころか、暴言をはく、乱暴になるなどの攻撃的姿勢に転じることも珍しくありません。
民事トラブルの解決を、すべて裁判所の訴訟に任せるしかないというのは、スピード化した現代社会にはそぐわないと感じます。
近隣トラブルだけでなく、いじめや虐待、人権問題など、迅速な救済が必要とされるケースが増えていることを考えると、もっと行政機関の深い介入があるべきだとも思います。
いずれにしても、「自分が正しいのに、なぜ我慢をしなければならないのか」という感情が生じたら、法律の手順を踏むべきです。
前に進んでいるという気持ちになって楽になれますし、刑事事件を予防するためにも必要です。
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