いきなり離婚の裁判はできない
先日、俳優さんの離婚の裁判についての報道がありましたが、裁判になっているということは、当事者がかなり長い間、もめ続けていることになりますね。
日本では、夫婦での離婚の協議が不調に終わった場合に、いきなり訴訟を提起することができません。
家庭裁判所での調停を行うことになります。
(これを、調停前置主義といいます。協議離婚相談センターもご覧ください。)
ですから、報道のあった俳優さんは、
協議 ⇒ 調停 ⇒ 訴訟
と、長い間がんばっていると思われます。
(これでは、精神的なエネルギーの消費は、相当なものになるでしょうね。)
離婚をお考えの方は、日本の制度では、いきなり離婚の裁判はできない、ということを、頭に入れておいてください。
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