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著作権の支分権

今までも著作権について、投稿してきましたが、今回は著作権の中身(構成するもの)について述べます。

著作権にはさまざまな権利があり、それを支分権といいます。

著作権法には、次の支分権が定められています。

(1) 複製権
(2) 上映権・演奏権
(3) 上映権
(4) 公衆送信権等
(5) 口述権
(6) 展示権
(7) 頒布権
(8) 譲渡権
(9) 貸与権
(10) 翻訳権・翻案権等
(11) 二次的著作物の利用に関する原著作権者の権利

以下に、インターネット上に特に関連すると思われる権利について書きます。

複製権

複製ということで、コピーのことです。

スキャナーやカメラで画像を取り込むことは、複製です。

著作物を、私的に使用するために複製することが認められていることは、ご存じでしょう。
(著作権者の許諾を必要としません。)

しかし、複製した著作物をWeb上にアップロードすることは、別の支分権でも問題になります。

公衆送信権等

Twitterやブログにアップロードした場合、不特定の人(公衆)が見ることのできる状態になります。

このとき、公衆が誰一人もダウンロードしていないのか、という判断の必要が生じます。

でも、技術的には可能かもしれませんが、著作権を有する人がダウンロードの有無を確認することは、とんでもない手間ですよね。

そこで、著作権法では、ダウンロードが可能な状態(送信される可能性のある状態)を送信可能化といい、送信可能化になった時点で、著作権を有する人が、権利の侵害を主張でき、差止請求することを認めています。

Web上に画像をアップロードすることを、当たり前にしていらっしゃる人は多いと思いますが、公衆送信権等の定めにより、法律違反になる場合があることを、ご理解いただきたいと思います。

翻訳権・翻案権等

著作物を単に複製するのではなく、手を加えて作られたものを、Web上で見ることがあります。

著作物に手を加えて(改変して)著作物を作る権利を、翻訳権・翻案権等といいます。

元の著作物を改変するには、著作権を有する人から許諾を得る必要がありますから、本来は困難なはずですよね。

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