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著作権法の目的

岡田有希子さんに関する著作権について、前の投稿で少しだけ触れたので、著作権のことを書くことにしました。
(後日も、続きを書く予定です。)

著作権といえば、彼女が活動していたころには、作詞家、作曲家、写真家といったプロにかかわる権利という意識が、強かったように思います。

でも、インターネットが普及した現在は、一般の人でも発表が容易ですし、デジタル機器の発達により、複製(コピー)や改変が簡単になっています。

法律は特定の権利を守るために設けられている条文があるものですが、その条文があっても(その条文の存在があるのに)権利を守られていないケースというのが、珍しくありません。
(著作権は代表的でしょう。)

著作権を学ぶことは、単なる権利義務のためだけでなく、権利者の気持ちに配慮した著作権の取り扱いを行うためにも、重要なことだと私は考えます。

著作権を守ることの意義

人が創作したときに、その作品を大勢の人が楽しむことを、意識している場合も意識していない場合もあるでしょう。

しかし、作者以外の人がその作品に触れたときに、触れた人の精神に変化が生じる、それがまさに文化なのだと思います。
(作者も触れた人も、文化価値を認めたのです。)

作者の新たな創作と触れた人の文化価値の意識は、文化の発展を促進させます。

でも、触れた人が作者に無断で、作品(文化価値)を複製したり改変したら、どうでしょう。

作家以外の人が商業的利益を得てしまうと、作者の利益が減少するでしょう。
(作者は、創作のために使ったお金を、回収できないこともあるでしょう。)

作者は安心して創作を行うことができず、創作意欲を失っていくでしょう。

そうなると、文化の発展は滞り、作品を楽しむ機会も失われます。

これは、社会全体にとっての損失だと、私は考えます。

また、安心して創作を行うことができる社会では、たくさんの作品が発表されることで、新たな触発が生まれるという効果があります。

作品に触れた人が、その影響により、新たな作品を生み出す、ということです。
(次々に作品が発表される状況は、文化の発展ですから。)

著作物の利用を制御・調整する

著作物を守るために、権利のすべての利用条件を、作者のみ設定可能にすると、作者以外の人の触れる機会が、著しく少なくなってしまう可能性があります。

著作物の発表は、文化を発展されますから、このメリットを生かすには、一定の条件をあらかじめ設定して、著作物を利用できるようにしておくべきです。

著作権法は、作者の権利を守ることと著作物の利用を制御・調整して、釣り合いを保つための法律でもあると、私は考えます。

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