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医師不足の悲劇

病院が適切な業務管理をしなかったために、小児科医がうつ病を発症して自殺したとして、損害賠償を求めた裁判の控訴審判決が東京高裁であったそうです。
東京高裁は、当直が増えるなどの過重な勤務でうつ病が発症したことは認めたものの、病院側は小児科医の異変を認識できなかったとして、病院側に賠償責任はないと判断したそうです。
iza:イザ!に関連の記事がありました。

東京都内で7カ所の病院に受け入れを拒否された妊婦が、いったん拒否した病院で脳内出血の手術を受けた後に死亡したそうです。
かかりつけの産婦人科医から連絡を受けた病院の当直医が、最初は脳内出血だという情報を得ていなかったと言っているそうです。
iza:イザ!に関連の記事がありました。

どちらも医師不足が招いた悲劇なのでしょうが、医学部の定員を増やすといっても早急な対処は不可能だと思います。
たとえ医学部の定員を増やしても、役に立つ(使える)医師が増えるでしょうか?

現在でも、仕事が過重でない、救命に関係ない医師が、日本にはたくさんいると思いませんか。
診療科目別の定員設定や開業医の人数制限を考えた政策を推進しないと、社会保障費の増大を招くことにならないかと思うのです。(健康保険で収入を維持している開業医は、圧力団体として政治力を発揮しています。暇だったり楽だったりする医師の所得保障まで主張しないかと、心配です。)

今できることは、開業医に救急医療に参加してもらうことです。でないと、医者不足の悲劇は続くと思います。

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